タンポポだより
>>タンポポだより >>  「・・・浅草めぐり・・・」 

以前から行きたかった所に行こう!
比較的時間のある今がチャンス、そう思ったのです。
それは、葛飾北斎のお墓参りです。浅草!

一人では一寸不安です。小学校時代の友達を誘って珍道中・・・!

まずは「腹拵えネ」「そうそう」ナンテ言い乍ら、雷門の近く、有名なお蕎麦屋さんに行く。
いつもなら「天ざる」を注文する私ですが、今日は久し振りなので、お蕎麦をキリリとしたお汁でスッキリ食べたい!ス━━ゥ〜〜。ズル〜〜ッ。
量は少ないけれど(笑)私には充分〜〜です。

まず神様、仏様に御挨拶━━。
浅草神社(裏手にあります) 2年前 舞台「OINARI」で108本の黄金の尻尾を持つ大妖怪のお狐様を演じた時、お参りしました。遅ればせ乍ら御礼を!
「おみくじ」をひく。100円。ヨカッタ !!

次に、浅草寺にお参り。同じく「おみくじ」100円。
あまりよくなかった内容だったから、かなりガッカリ。
木の枝に、切れそうになる程力一杯結ぶ。ぐ〜〜っ!
友達は「アナタ、悪いってことは次はイイってことヨ」ナンテ励ます。「ナンノ、ハゲマシニモナラン(笑)」と思ったけど、友は有り難し。ホント。

北斎の最後の住居、遍照院の境内。
工事中の足場が組まれていました。
思ったより、こぢんまりして、どこを見ていいのやら・・・・。
多分、昔は、広くて長屋が一杯あったのでは━━その仮宅で亡くなった。想像力を働かせて境内をウロウロする。1〜2分で終わってしまう。
帰ろうとしましたら、外からラフでおしゃれな洋服をクリーム色でまとめて茶色のカバン抱えメガネをかけた男の方が・・・・もしかしたら・・・・御住職?
そうです。間がイイ、運がイイ、私達。
「ついこの間もテレビ局の人が尋ねていらしたけれど、残念ながらここには何もないのです〜〜」申し訳なさそうに御住職は仰いました。
そして、お墓までの行き方を御親切に教えて下さいました。

出発!途中、急に思いつき「待乳山(まつちやま)」にいく。聖天さま。
小唄に出てきます。この場所も長い間気になっていました。
素敵な空間でした。
やはり現場に行って立ってみないと分かりませんネ。

小丘陵は優しく美しい山!昔は全部見渡せたのでしょう!四方八方。江戸時代を彷彿とさせる。お参り。「おみくじ」100円。

お掃除がゆき届いていて、清々しい。
又、ウロウロしていましたら、なんと・・・・!
出世観音・・・・学問と芸道の観音様。
心を込めてお祈り・・・・。
「------------------    --------------------------!」(内緒デス)

さあ、いよいよ北斎のお墓へ━━!

ここからは、次のお便りとさせて頂ますネ(長い!一寸お茶を〜〜)
なにやらテレビのコマーシャルの入り方と似ていますネ。
ごめんなさい〜〜(笑)

 

宮本信子

 

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