タンポポだより
>>タンポポだより >>  「・・・富士山・・・」
   
 

紅葉が見たくて…見たくて…仕方がなかった!清々としたかった!
山の空気を胸一杯に吸って〜〜ね。なんか!
気分がさっぱりと晴れやかになりたい!そういう所に行きたい!

私の願いを叶えて下さった〜〜美しい老婦人の御姉妹と、ドライブ好きな初老の男性Oさん。Oさんは、もしも今の仕事を失ったらタクシーの運転手になりたいという方です。

私達はさんざん喋って車窓からの紅葉をみては、「スゴイ〜〜スゴイ、紅葉〜〜!」
富士山が見えたら、「富士山〜〜!」「富士山!!」
ナンテ言ってはしゃいで〜〜(笑) お天気は味方してくれて、嬉しい〜〜(笑)

ふと見るとコックリ、コックリ。突然、静かになる〜〜!
その間、Oさんはずっーと黙って確かな運転振り〜〜。

中央高速をひた走り、河口湖へ到着。一周する。富士山見事なお姿!
Oさんの親しい御夫婦が、私達の為に昼食を用意して待ってて下さった。
「おいしい!」お部屋の中は暖炉!薪をたいていてステキ!
いいなぁ〜〜暖炉!ホッとしますね。
外に出て肺の中の空気を吐き出し、鼻からゆっくり吸う〜〜。う〜〜う〜〜
うまい!空気!!外気の冷たさも心地好い。
柵のない広いお庭を一人グルグル歩きまわる。枯葉を踏む〜〜いい音!
唐松、白樺、雪やなぎ、ススキ、紅葉、、、あとは〜〜分らん〜〜いいなぁ〜〜
清々する〜〜!
富士山はこのお宅から近すぎて、木立にかくれて見えないと仰る。

Oさんが、富士五合目ならまだ間に合う!行ける!と言う。
御挨拶もそこそこに又、車で走る。ギリギリの時間で入山。セーフ!
100m上がると一度づつ温度が下がる。夕暮れになりかける。

あ〜〜ぁ、私は夕暮れが大好き。本当に好き。ミコノス島の夕日が忘れられない。
なんとも幸せな気持ちになるのです。気持が落ち着くのです。

息が白い。
観光客も流石に少なく、中国や東南アジア、アメリカの方もいらした。
車から降りると、、、
右にでっかい、でっかい大きな富士山の頂上が〜〜。大きな頭のよう〜〜(笑)
あの頂上まで皆さん登るのネ、はぁ〜〜。私は無理、ここでいい。充分!

そして、閉店間際の売店に入る。「孫の手」を発見した!

みたら焼印が押してある。「富士山五合目」と!水戸黄門のお決まりの台詞。この印籠が目に入らぬか…(笑)一人言をいう。ヨシヨシ、独り者の必須グッズ!

「孫の手」を大切に持って、日没の富士山を見る。
なんと、横に〜〜細いカマのような三日月!
キレイ!
赤く燃えるような色。だんだん暗くなっていく。夕暮れ〜〜
スバラシイ!黒々とした木々がまたスバラシイ!切り絵のような〜〜

何度も大満足して、ゆっくり下まで降りてきました。

車内でまたまた叫ぶ、大興奮している美しい老婦人の妹さん
「富士山すごい!初めて〜〜!!」「あれが〜〜富士山なのねぇ〜〜!あぁ〜〜!」

帰りの車内の静かな事!
美しい老婦人のお姉さまは、かすかな〜〜(笑)
妹さんは前席で首がコックリコックリ〜〜動いている。
私も大満足で〜〜スーッと眠りに入る(笑)

Oさんは一度も休まず運転続行。
「皆さま〜さぁ、着きましたよぉ〜〜新宿に〜〜レストランに行きますよぉ〜〜」
目が真っ赤でした〜。スミマセン!本当にありがとうございました。嬉しかったです!

 

 

 
 

今迄使っていた品。
金属で少し痛い。
柄が少し短いのです。

     
 

 

<…クッキー…>


 

楽しいXmasクッキーいただきました。一寸、タイルに貼って遊びました!
たまにはこういうのいいですねぇ。楽しくなります〜〜ねぇ!
パッと明るくなりますねぇ〜〜!ありがとうございました!

 

 
 
   
 

感 謝 
宮本信子

   
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