タンポポだより
>>タンポポだより >>ラブ ・レターズ  パルコ劇場(2005. 4. 3)
【 ラブ・レターズ】
2005. 4. 3
渋谷のパルコ劇場の出演は3年振り!
今回は15年も続いている「ラブ・レターズ」の舞台。
幼なじみの男と女の50年にわたる手紙のやりとりを朗読するんです。休憩をはさんで前・後半、約2時間、2人だけ。

スタッフにお話し伺うと、組合せによってドンドン読むカップルや、ゆっくり読むカップルもありで、全部違うんですよ人によって〜〜。終わった途端、座り込んだ 人もいたよ、ナンテ聞きました。ホント!?うわぁ、ナンカ、プレッシャーかかります(笑)

私は小椋佳さんとは御縁があります。
小椋さんの奥さま、佳穂里さんとは、文学座の研修所の同期生。綺麗で、エキゾチックなお顔立ち、そしていつも静かで控え目な大和撫子。ステキな方なんです〜〜。
そんなこともあって、私は小椋さんには、最初から一方的ですが〜〜親しみを感じてるんです。

それから、「私、歌うことが好きで、楽しいんだ」と発見したのは、小椋さんの番組に出たから・・・。一人になって、思い切って歌ってみよう!失敗してもいいから ・・・と。初めて生のバンドでお客様の前で歌った!!それがものすご〜〜く楽しかった。 小椋さんとデュエットしたり、ソロでも歌ったのネ。嬉しかった!それから、CD「遅ればせの恋」も作詩して下さった。小椋さんのお陰です。感謝してます。

さて、さて当日は、リハーサル(後半のみ)、記念撮影。
もうすぐ開演。

私、小椋さんの楽屋に行って、「小椋さ〜〜ん、いよいよ!」と御挨拶。
煙草をスパスパおいしそうに吸っている小椋さん。「もう、僕は、信子さんに全てお任せします〜〜」って、仰しゃる。
「小椋さん、大丈夫です。読めばいいんですもの。楽しみましょ!間違ってもOK。どんまい、どんまい。気にしないでいきましょうよ、ネ。楽しみましょ!」「うん、図々しくやりましょう。2時間たてば終わりですからネ(笑)」
私も、「そう、そう、もう終わりますから(笑)すぐ。図々しくネ!」
二人してニコニコして笑って握手!!

さあ、客席が暗くなり、舞台に照明入る。
上手より私、下手から小椋さん登場します。
お客様、一杯!(もう私〜〜いつもそこで感激しちゃうんですネ・・・ありがとうございます・・・)
正面一礼。
モニターで聞こえていた、連続クシャミの花粉症のお客さまも、静か        。
場内、「し       ん」として、緊張感が劇場全体にひろがります。

私は老眼鏡をかけます。(心を込めて読もう!メリッサになって・・・。アンディに語りかけよう・・・)
深呼吸して、本を開きます。

音は、二人の声だけ・・・。二人だけ・・・二人の声だけ。

無事終わりました。

翌日、左の手、だるかった。本をずーっと持っていたから・・・(本の重さ350gでした)
首も同じ角度でずーっと読んでいたから、痛かった。

小椋さんはどうだったのかしら?
今度お逢いしたら聞いてみよーっと!
 

宮本信子

 



当日、リハーサル(後半)
机の上に飲みもの
小椋さんコーラ。(中毒らしい!)
私は、お水。


本番前にパチリ。
小椋さんのOKを頂いて記念写真を載せます。



 

   
Copyright© Miyamoto Nobuko All Rights reserved.