スタッフにお話し伺うと、組合せによってドンドン読むカップルや、ゆっくり読むカップルもありで、全部違うんですよ人によって〜〜。終わった途端、座り込んだ 人もいたよ、ナンテ聞きました。ホント!?うわぁ、ナンカ、プレッシャーかかります(笑) 私は小椋佳さんとは御縁があります。 小椋さんの奥さま、佳穂里さんとは、文学座の研修所の同期生。綺麗で、エキゾチックなお顔立ち、そしていつも静かで控え目な大和撫子。ステキな方なんです〜〜。 そんなこともあって、私は小椋さんには、最初から一方的ですが〜〜親しみを感じてるんです。 それから、「私、歌うことが好きで、楽しいんだ」と発見したのは、小椋さんの番組に出たから・・・。一人になって、思い切って歌ってみよう!失敗してもいいから ・・・と。初めて生のバンドでお客様の前で歌った!!それがものすご〜〜く楽しかった。 小椋さんとデュエットしたり、ソロでも歌ったのネ。嬉しかった!それから、CD「遅ればせの恋」も作詩して下さった。小椋さんのお陰です。感謝してます。 さて、さて当日は、リハーサル(後半のみ)、記念撮影。 もうすぐ開演。 私、小椋さんの楽屋に行って、「小椋さ〜〜ん、いよいよ!」と御挨拶。 煙草をスパスパおいしそうに吸っている小椋さん。「もう、僕は、信子さんに全てお任せします〜〜」って、仰しゃる。 「小椋さん、大丈夫です。読めばいいんですもの。楽しみましょ!間違ってもOK。どんまい、どんまい。気にしないでいきましょうよ、ネ。楽しみましょ!」「うん、図々しくやりましょう。2時間たてば終わりですからネ(笑)」 私も、「そう、そう、もう終わりますから(笑)すぐ。図々しくネ!」 二人してニコニコして笑って握手!! さあ、客席が暗くなり、舞台に照明入る。 上手より私、下手から小椋さん登場します。 お客様、一杯!(もう私〜〜いつもそこで感激しちゃうんですネ・・・ありがとうございます・・・) 正面一礼。 モニターで聞こえていた、連続クシャミの花粉症のお客さまも、静か 。 場内、「し ん」として、緊張感が劇場全体にひろがります。 私は老眼鏡をかけます。(心を込めて読もう!メリッサになって・・・。アンディに語りかけよう・・・) 深呼吸して、本を開きます。 音は、二人の声だけ・・・。二人だけ・・・二人の声だけ。 無事終わりました。 翌日、左の手、だるかった。本をずーっと持っていたから・・・(本の重さ350gでした) 首も同じ角度でずーっと読んでいたから、痛かった。 小椋さんはどうだったのかしら? 今度お逢いしたら聞いてみよーっと!