タンポポだより
>>タンポポだより >>  「葛飾北斎に・・・」 

それは、去年のこと・・・・(笑)

NHKドラマ「農家の嫁になりたい」の取材旅行で信州に行ったんです。プライベートな旅行です。取材の後、小布施の「北斎館」を訪ねました。(私は、昔からゴッホと北斎が好き。)
一番好きな絵は「富獄三十六景 神奈川沖之浪裏」版画展はよく行きました。

しかし肉筆は初めて!
圧倒されました。すっかり参ってしまったのでした。
上町祭屋台の天井絵、「男浪」「女浪」のエロチックなこと!その色っぽさに、胸が妙にさわぎました。本当です。
又、油絵のような「菊」2点。88才?スゴイ!すごいエネルギー、びっくりしました。釘付けになりました。ナンテ、イインデショ!挑戦してる!

「あ━━スバラシイ。私、北斎の時代に生きて、逢いたかった!」一人で片思い(笑)いいモンですネ。勝手に思っていればいいのですから、楽なモンですネ。
皆さんに笑われても、一向に構いません〜〜。
誰れにも迷惑かけていませんしね〜〜(笑)

本を読むと、90才の一生は、ただひたすら描いたト。常に前へ前へ向う北斎。
油絵を意識して絵の具を自分で工夫した。(お金かかるらしい)その秘密を一人で抱え込まないで、画の好きな子供達に伝える為に「絵本彩色通」という本を出す。
ナント言う、スケールの大きい人なのでしょう!
いいなぁ〜〜、好き!

どんな人物なのか。画家でもある娘「お栄」との生活はどんな風だったのか・・・興味は尽きません・・・謎だらけです。

・・・・・「三岸節子」のことを考えていたら、思い出したんです。そう、去年は「北斎」。
葛飾北斎に捧ぐ━ 「時代を越えて」ナンテ詩も書きました。
好きな人がふえるって、幸せです・・・・・。
 

宮本信子

 

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