タンポポだより
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>> 「・・・胡桃・クルミ・くるみ・・・」
夕暮れの散歩に私は、小さなクルミを持って歩きます。そう。「王様とおばさん」の舞台終わってからです。以前より手先が鈍くなったと感じていましたから・・・でも散歩に持つって事を思いついたのは発見でした(笑)
それにしても、私は後悔しています。かえすがえすも残念なの〜〜〜!クルミ〜〜〜が。
いつからあの特大の立派なクルミがあったのか覚えていません。どうしてあのクルミがあったのかも忘れてしまいました。ただ、今住む新しい家にあったのです。何年か前迄は!そうです。私が処分したのです!
クルミはず──っと埃をかぶってしました。
机の上の籠に、付箋やクリップ、輪ゴム、お手玉、キャンディ、おみくじ、メガネ拭き、クリップと一緒にありました。
誰れも食べません。何の役にも立たなくて、ただ固まりがあったのです。私はクルミなんて、お年召した方がする手先の運動だと思っていましたから〜〜〜当時は!何だかその時は、邪魔・・・目障り・・・のように思ったのでした。私には必要ない物だと。
あ〜〜ぁ、私は何故捨ててしまったのかしら?別れた恋人を思うように・・・(笑) 後悔してます。反省してます。ごめんなさい〜〜〜〜。
あんな綺麗な立派なクルミは今迄見た事がありません。もし、もう一度あんなクルミに逢えたらと、切望しています(笑) 欲しいなぁ〜〜〜!
私は物に執着しないタチですければ、あのクルミだけは瞼にやきついて離れません〜〜〜(笑)今、私の手の内にあったらと!
私の幻のクルミ!
逢いたいなぁ〜〜〜。
宮本信子
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