>>タンポポだより >>
「・・・『新・道後寄席』と『ほぼ日
』・・・」
超二大ビッグ対談の巻 |
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羽田、松山間の飛行機の旅が、お陰様で全く苦にならなくなってきました。人間、慣れるもんですネ〜〜今、口笛吹いてますから(笑)
以前、子規記念博物館の天野祐吉館長(現・名誉館長)から、毎年のように玉置さんを介して講演の依頼をいただいていました。
私は講演は苦手ですから、どの仕事もお断りしています。
そうしましたら天野さんが「それじゃ小唄でも唄って下さいよ〜〜どうですか?」という事もありました(笑)
今回、対談の相手を天野さんがして下さるというお話でした。館長同士のトークもして下さいと、竹田館長からのメッセージ!決めました
!! やらせて頂こう。
天野さんには何度かお目にかかっておりますが、直接お話しした事はありません。でも伊丹さんとは松山南校の同窓生ですし、天野さんが「広告批評」の編集長時代、伊丹さんと確かご一緒したことがあったと、私は記憶しています。それに、玉置さんからも時々お話を伺っています。ですから天野さんには、私勝手に親近感を持っていました(笑)
子規記念博物館のホール。大勢のお客様が待ってらした。満席です。大きな拍手で迎えられて着席〜〜嬉しかったです!いらしていただき、有難うございました。
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私はただただ波にただよっていればいい。天野さんに全てお任せして俎の鯉状態。テーブルの上に華やかなお花。私の足がブラブラしないように(チビのせい)踏み台の配慮して下さった(笑)
竹田館長、スタッフの皆さんありがとうございました。 |
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と、言う訳で話はあっちに飛び、こっちにブレ…楽しかったです。そう、この日にピッタリのタイトルを天野さんがつけて下さったんです。「ああ言えばこう言う」(笑)
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宮本信子 |
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松山から帰って4日後・・・「ほぼ日」の対談でした。
雨・・・よく降っている。冷え冷えとしている。
骨董通りにある寿屋を目指し運転して行く。
「ほぼ日」『伊丹十三特集』の最後のゲストとして糸井さんと対談するのです。
この日のことは、前から心配で不安でした。
自分の事を話すのならいいんです。伊丹さんの事ですからネ。
糸井さんは聞き方がお上手ですから、私が思わぬことを口走ったり、調子にのって過大に表現したり、誤解されたら困るな──って。女房だから、言ったことが真実として一人歩きしてしまったら、伊丹さんに申し訳ない。いつもそう思っているんです。
亡くなった頃の取材で私はいつも言っていました。
「伊丹さんのことは冷凍庫に入れました。今は前を向いて生きてゆくだけです。」以後、伊丹さんの話はあまりしていないのです。
でも・・・、糸井さんが『伊丹十三特集』を組んで下さった。面白くて、楽しい特集ですもの!アンカーとして。(出来はともかく)糸井さんの質問にお答えしよう・・・少し冷凍庫からとり出そう・・・勇気がいります。
到着。エレベータで会議場(?)ホール(?)に。特別なセット!
約40名のスタッフの皆さんが、すでに着席〜〜拍手でむかえられる。
新潮社松家仁之さんや建築家の中村好文さんも、ギャラリーです〜〜 固まった私。
本当にいらした〜〜 雨の中〜〜(私…緊張しました)お二人に御挨拶するうち、すぐに糸井さん登場〜〜。
「いや、いや、今日はありがとうございました」
「いえ、こちらこそ。先日は松山で、受賞記念のトークショーありがとうございました」
「さァーどうぞ。」「は〜い」
スルスル席についちゃったんですネ。
私の計画では写真撮られますから、まず化粧室でチェックする。髪型をやりナヲシ、口紅も〜〜 そう思っていたのですが〜〜もう遅い!
始まってしまった〜〜 ごく自然に〜〜(笑)
テーブルの上にテープレコーダー2台。
キャメラマンはパチリ、パチリ。(ひどい顔かも知れない!)お紅茶とケーキもありました。ケーキおいしそう〜〜でも、今日は無理ネ(笑)
内容は、「ほぼ日」をご覧下さいませネ。お楽しみに〜〜。
2時間あっという間でした。
楽しかったです!ありがとうございました。
正直、糸井さんについてゆくのが精一杯でした。ふぅ〜〜(笑)
私の脳細胞が糸井さんにより刺激され、クルクル回転しました。今まで未使用だった部分が目を覚ましたことは確かです。そのことを報告致します!(笑) |
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宮本信子 |