4月21日、国際文化会館にて第3回・伊丹十三賞の贈呈式、ならびに祝賀パーティが行われました。 受賞は、内田 樹(たつる)さん! 神戸女学院大学の名誉教授でいらっしゃいます。 専門はフランス現代思想の研究者でエッセイスト。 合気道の師範、武道家でもいらっしゃる。 そして、現在は様々なジャンルで大活躍をしていらっしゃるお方です。 報道陣が早々と場所をとり、テレビカメラを据えていました。 会場は、内田さんの関係者の皆様や、ご友人、そして私達のお客様が、今か今かとお待ちの御様子でした。 授賞理由を述べられた選考委員の平松洋子さんのスピーチに、会場は水を打ったようにシーンとなりました。お客様は聞き入っていらっしゃいました。 私は厳粛な気持ちになりました。 「内田さんの言葉が人を引きつけるのは、開かれた思考と、柔らかい言葉で発言を続けているからです。 ・・・日々発信しつづける現代的で、新しいスタイルの言論に対して・・・」平松さんのスピーチは続きます。 ひらかれた思想と、やわらかい言葉! 私の心に残ったお言葉でした。 長文をお読みになる平松さんは落ち着いていらっしゃった。デモ、後でコッソリ『本当は私、足が震えていたのヨ!』 エ〜〜ッ、そんな!とってもそのようには見えませんでした。 平松さんは堂々としていらして〜〜カッコイイ!素晴らしかったです !! 続いて受賞された内田さんのスピーチも素敵でした。 伊丹十三大好き!いかに影響をうけたか! 若い頃、伊丹十三の講演になんとか粘って頼み込み、もぐり込んだお話しや、その他様々なエピソードを、やわらかいお言葉でユーモアたっぷりにお話し下さったのです。 もう〜〜お客様は、クスクス、ニヤニヤ、時々うなづき、お話しに引き込まれ、感動的でした!・・・・大拍手でした !! 写真を御覧下さいませ〜〜沢山貼り付けました〜〜(笑) 第1回受賞者の糸井重里さんもいらして頂き、とっても嬉しかったです!また周防さんの奥様、草刈民代さんも出席して下さり、久し振りの再会は楽しかった(笑) 中沢新一さん、橋本治さん、関川夏央さんや、他のお客様・・・私、御挨拶出来ず、失礼したお方もいらっしゃるのでは、と心配しております。 ともかく、盛り上がりました〜〜(笑) 楽しい、楽しい贈呈式でした! 内田さんが喜ばれている御様子が、私達の喜びと重なり、大きな輪になって会場はも〜〜う。 皆さん〜〜ニコニコで〜〜!ニッコニコ!(笑) なんとも言えない幸せな雰囲気に満ちていました! 本当にありがとうございました!
お庭で恒例の集合記念写真です! (ほぼ日のスタッフのお嬢さん方とも恒例の記念写真を〜〜(笑) パチリ!) 内田さん、ありがとうございました! 翌日。贈呈式を掲載して下さったある新聞を読みました。 記者さんの質問 「もし、この場に伊丹さんがここにいたら、何といいますか?」 内田さんの答え 「(しばらく考え込んだ後で)まずは、サインをもらいますね」と笑った。 新聞の大きな見出しは、「この場にいたらサインほしい」 私は釘づけになり・・・胸一杯になりました。 感謝
宮本信子