11月24日『流祖猿若清方二十三回忌追善猿若会』に伺いました。 本当に久しぶりです。私は猿若流の名取も頂いています。 2007年、名披露目には国立大劇場で「松の緑」を踊りました。 ・・・猿若信子と申します。
でも残念なことに右膝を痛めました。お医者様からこのまま続けると日常生活に 差し障りが出てくるかもと言われました。 ・・・私は踊りを断念しました。
今回、二代目猿若清方と家元猿若清三郎が「江戸風流」を踊る! 私はどうしても見たかったのです。
お弟子さんが楽屋に案内して下さいました。 「お〜信子ちゃん〜(笑)良く来てくれたねぇ〜、ありがとう〜」 清方先生は喜んで下さった。 二人で笑い・・・、「変ってないねぇ〜!」 そして二人でハグして、「お若い〜!」ナ〜ンテ(笑) お互いを励まし合い(笑)、讃え合って〜(笑) 旧知の御縁を懐かしみました。
初めてお逢いしたのはボーリング場でした。 当時、伊丹さんはものすごーく凝っていた。毎晩通っていました。 お揃いのユニホームも作って。ボーリング仲間でした。 それから50年以上の長いおつきあいです。
映画『あげまん』では随分お世話になりました。 一流の芸者ナヨ吉が躍る『夜桜』は搾られました。 「一流の芸者の踊りは普通の日舞とは違うんだよ、信子ちゃん。 ハイ、もう一回!駄目だね、まだ一流になってないよ!」
客席に戻る前に流祖猿若清方先生のお写真に手を合わせました。 先生の思い出があります・・・。 私がお稽古していますと、そっと戸が開いて首だけお出しになって、 「信子ちゃん〜偉いねぇ〜良く稽古するねぇ〜」ニッコリ笑って、 よくお声をかけて下さいました。とても嬉しかったのです。
お二人の親子共演は息の合った気持ちの良い踊りでした。 若い家元清三郎さんのキビキビした動き、間合い! 若さが溢れてて気持ちが良い! 片や、二代目清方先生は、ゆったりと、動きは少ないのですが、 なんとも言えない品格!お扇子使いのやわらかさ〜。 余分なものを全て削ぐ。削ぎ落して、スーッと立っていらっしゃる。 花道で引っ込む時の間合いのいいこと、芝居心! あっ〜これぞ猿若流だ! 私は「サルワカ〜!」と声をかけたくなりました。(笑) 先生の目線の先に、江戸の町が見えるような気がしました。 人の往来や人の賑わいを感じました。素晴らしい!
演技もこうでなくっちゃ。余分なものを削ぐ。
私の目指す演技と通じるものがあって・・・。 本当に勉強になりました。
いい踊りをみせていただきました! 私は興奮して少しハイテンションになったのね〜。 珍しい事なの〜(笑)
今日のことを忘れないぞぉ〜。 これからの私の励みになりました〜! よし!来年も仕事をガンバロウ〜(笑)
ありがとうございました!
年の瀬もいよいよ押し迫って参りました。 皆々様〜、よいお年をお迎えくださいませ。 来年も・・・よろしく・・・お願い申し上げます!
感謝 宮本 信子