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                  「愛知淑徳中・高創立100周年記念コンサート」 名古屋国際会議場センチュリーホール  | 
                
              
              
                
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                  【愛知淑徳中・高創立100周年記念コンサート】
                  2005. 5.20 
                   
                  何を話したらいいのかしら? 
                  私は娘を育てていません。私の娘時代を思い出しても時代が違うから・・・。何を話ししたいのか、どう話すのか・・・率直に、正直に語りかけたいと思いました。 
                   
                  私が過ごした中・高6年間の充実した学園生活。そして、先生に真剣に叱られたこと。「自分を甘やかすな、怠けるな!」と。社会に出て、叱られた有り難さをしみじみ思ったこと。 
                   
                  「性について」世の中の風潮・・・何でもあり・・・いつも簡単に関係を持つ・・・本当にそれでいいの? 
                  気をつけて!自分を大切にしてほしい。 
                   
                  夜行列車にのり、父と上京した時、新宿!故郷に錦を飾るまでは帰らないと決めた日。 
                  女優と、歌うこと。 
                   
                  あとは、構成いつものように自分で考えました。登場、曲順、曲のサイズ、MC(トーク)、最後の引っ込み。 | 
                
                 
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                  当日、楽屋のモニターにセーラー服が入ってきました。 
                  メークをしてもらい乍ら「ウォ〜〜、来た!来た!」どんどん席がうまっていきます。 
                  約3000人の大ホール。初めて大ホールで歌う。1900人が生徒達、あとは父兄、同窓生、一般の方々、先生方、関係者の皆さん・・・満席です。 
                   
                  舞台袖で出を待つ。 
                  どんな風なのかしら・・・分からない。 
                  「ヨシ、楽しもう、皆と!」私は舞台に出ていく。 
                  「ウォ〜〜」「キャ〜〜」の大歓声! 
                  歌いだした途端いきなりブレーク。 
                  な・な・なんと手拍子が始まっちゃった! 
                  も━━ぅ ビックリでしたネ。嬉しかったわ。 
                   
                  どんどん時間がたち、MCでは、シ━━ンと耳を傾け聞いてくれましたネ、ありがとう! 
                   
                  私から皆にお願いしました。 
                  「カメラで撮ってもいい?HPにのせていい?」 
                  「いいとも〜〜!」(笑) 
                  そして、私がカメラを持って上手から下手へ移動しながら、しゃがんでカメラで撮っていたら、あなた達に大笑いされて、コレが、又、又、嬉しかったのヨ(笑) 
                  でも会場暗かったから、実の所心配でした。 
                  やっぱり、この写真で限界ネ。 
                  皆さん楽しみにしてたのにこれじゃ「なぁ〜んだ」ってガッカリ思ったかも知れませんが、ごめんなさいネ。でも、いい記念になりました。私にとって! 
                   
                  一番最後の三本締め。 
                  私がやりたかった事です。 
                  今、思い出しても「あ━━ぁ、あの時の皆、可愛かったこと!」 
                  皆さんにとっては初めての三本締めだったんじゃないかな? 
                  三本締めの仕方を説明して「では・・・」と私が言いますと、沢山のすごい数の両手が高く上にあがり、いつ叩いたらいいのかと、上げたまま待ちかまえていました。 
                  「では・・・最後に、学園の御発展と(ウ━━ン、まだ、まだ)皆さんの御活躍を心から祈って、ヨ━━ォ」 
                  チャッチャッチャッ、チャッチャッチャッ、・・・・・・・。 
                  3000人の三本締め。・・・終了。 
                   
                  3階で見ていた私の友達が、電話してきました。 
                  「まぁ〜〜なんて、カワイイノ、あの子達!も━━う メッチャメチャ、カワイカッタヨ。手あげとってネ、皆あげとったよ。よかったわ〜〜(名古屋弁で言ってみてネ)」そういう声が沢山ありました。 
                   
                  ともかく100周年の記念行事に参加させて頂き、いい思いを沢山して帰ったのです。ありがとう!ありがとうございました。感謝致します。 
                   
                  又、どこかで逢いましょうネ。いつか〜〜。 | 
                
                
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                   宮本信子  | 
                
                
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                  追伸 
                  いつもの私のスタッフ(舞台監督、音響、照明)が言いました。 
                  「この学校は、金髪いないんですヨ。びっくりしました。あっ、いた!と思ったら髪染めている先生だった!」(笑) 
                   
                  スタッフもバンドの若者もナンカ、ドキドキしたようです。いつもと違うこと。そして圧倒された!セーラー服1900人の若さ!かな? 
                   
                  「校歌がスゴカッタ!感激した。ハモリとおっかけ(業界用語デス)見事だった!」 
                   
                  この行事は、彼らにとっても特別な思い出となっていくことと思います。 
                  以上、報告致します。 |